得意分野への転職を考えた時や、今の職場の人間関係などに悩んだ際は、退職しようと決意しつつも、まわりに退職を切り出す勇気が持てず、ずるずると憂鬱な気分を引きずって仕事をしてはいませんか?
退職したいのに、切り出す勇気が持てないと、ワークライフはもちろん、せっかくのプライベートの時間も楽しめないデメリットがありますよね。

そもそもわたしって口下手の説明下手…そんなのが退職を言い出すなんてなかなか…
そこで今回は、退職を切り出す勇気を出すためのメンタルの在り方・すべき行動のふたつのポイントをわかりやすく伝授!
退職に余計な負担・心配を抱いてしまうことがないよう、勇気を持つメンタル・行動の仕方のコツをさっそく参考にしてくださいね。
退職を切り出す勇気が出る!~メンタルの在り方編~

退職を切り出す勇気が持てないのは、
・まわりに迷惑をかけてしまうのではないか?
・無理な引き止めに遭って、次に進めなくなるのでは…?
・変なウワサを立てられたらどうしよう、会社に居づらい…
など、不安や大きなトラブルをイメージしてしまうからでもあるんですよね。
ここでは、退職を切り出す勇気を持つため、メンタルを変えるコツを参考にしてみましょう。

「こう言ったら、こう来るんだろうな…。」なんて先読みして立ち止まってしまってる…。
退職を切り出す=誰でも通る道だと割り切る
ひとつの職場にできるだけ長くい続けようと考える人は、この世の中では少数派なのではないでしょうか?
退職は、どんなビジネスパーソンにとっても自然・決してめずらしくはないターニングポイント。
そのため、
・退職を切り出すのは誰にでもあり得ること
・次に進むためには避けては通れないこと
なのだと気持ちを割り切れば、自分だけが悩み、不安になっているわけではないと気分がラクになれるはずです。

そうよね、これ避けてたら先には進まない…。
明確な退職理由をまとめておく
退職を切り出す勇気が持てない時は、仕事を辞める理由を明確にしておくと、まわりから引き止められたり責められたりすることが少なくなるはずです。
特に家庭の事情や引越し、結婚などの環境の変化、体調の悪化などの退職理由は、会社側にとってもめずらしいことではなく、納得してもらいやすいので、明確な退職理由があれば、まわりも責めたり引き止めたりする権利はないと言えるのです。

引き止め・やんわりな嫌味ありえる…。確固たる理由を述べなくては…。
そもそも勇気を持つ必要がないケースも?
今の職場の人間関係が良くない、ブラック企業といわれても仕方がないなど、職場の環境が悪くて心身の不調を感じた場合は、退職を切り出す勇気を持つ必要はまったくないんです。
職場の環境が自分に合わない・理不尽に感じる仕事内容は、退職したいと思ってしまうことが自然・当たり前の感情。
そのため、良い意味で自分には責任がなく、会社側に何らかの不備があるための退職だと、気持ちを割り切るようにしてみましょう。
ただ、この退職理由をストレートに伝えてしまうと、のちにトラブルにつながりやすくなるため、自分の中にとどめて、退職を伝える際には他の理由を考えておくことが得策ですよ。

「いる人間も労働条件も最悪!ウソばっかりじゃん!!」と言い放って辞められればサイコー!なんだけど…
退職を切り出す勇気が出る!~今日からすべき行動編~

今日からのビジネスライフの行動や自身の気持ちの持ちようのひとつひとつが、退職までの日々を有意義に、そしてなによりも精神的にラクな気分で過ごせるポイントになります。
退職を切り出す勇気が徐々に湧いてくる、仕事中の行動の在り方について参考にしてみましょう。

すんなり文句も言われずなポイントなのね。
与えられた仕事を精いっぱいこなす
退職を切り出す勇気が持てない、気持ちの切り替えが上手くいかない場合は、まず今ある自分の仕事を一生懸命にこなすようにしましょう。
与えられた仕事をしっかりと完遂しておけば、引継ぎがスムーズになったり、まわりからアレコレと嫌味を言われてしまう心配がなくなります。
責任感を持って仕事に取り組む姿勢をまわりにアピールしておけば、快く退職を受け入れられ、応援してもらえる可能性も高まりますよ。

これからは水も漏らさないほどの仕事っぷりね…
会社に負担のかからない時期を見極めておく
退職の勇気が持てなくても、会社にとっての繁忙期を把握し、この時期を避けて退職の準備・スケジュールを相談しておけば、会社・退職する本人にも負担がかかりにくくなるはずです。

再来月忙しくなくなるから切り出すのは来月か…
退職代行というテもある!
退職を切り出す勇気を持つため、いろいろなことを実践してみても、カラダとココロがこわばり、どうしても実行に移せないと立ち止まってしまったときは、退職代行というテを使ってみるのもひとつの方法。
退職代行とは、
・本人に代わって退職を伝える
・退職の相談や説明、手続きを代行する
という便利なサービスで、退職理由によっては数日で退職できることもあるため、どうしても自身では切り出す勇気・行動が持てない時の、最終手段として検討してみても良いでしょう。

もうダメ!もうすぐに辞めたい!ってときね。
~おわりに~

退職は誰にとってもあり得ることで、切り出す勇気を持つための方法も、イメージしていた以上にたくさんのコツがあるのだとわかりましたね。
退職を切り出す勇気が持てれば、あとはわずか数十分の相談・ほんの数フレーズの言葉を伝えるだけで手続きが完了するので、お伝えしたメンタルの持ち方・行動の仕方をひとつひとつトライしてみましょう!