新入社員の退職。上手な切り出し方と事前にしておくべき準備とは?

話しを聞くそぶりの上司 生活
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人間関係の難しさや仕事についていけないと感じた時、新入社員でも退職を考えることは少なくはないですよね。

ですが、新入社員の退職は、上司や同期、先輩に言いづらいと感じるのはもちろん、そもそもの切り出し方がわからず、なかなか次へ進めないと頭を抱えてしまうことも…。

浜見
浜見

辞める!って決意はしたもののどう進めていっていいものやら…

新入社員の退社は、どんな理由があるにせよその意向・理由を伝えることが基本的なルール・マナーになるもの。

ここでは、新入社員が退社を決めた時のファーストステップ・退社の切り出し方・上手な伝え方の両方を合わせて参考にしてみましょう。

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新入社員が退職するときの切り出し方!事前の準備とは?

週刊スケジュール表

新入社員が退社をする際には、切り出し方やそれからの意向を伝えることの前に、あらかじめ準備しておくべきステップがあります。

浜見
浜見

辞めます!一直線ではスマートではないのか…

ここでは、退社を決めた後にすべき準備・押さえておきたいポイントをチェックしていきましょう。

退職の理由を明確にしておく

退職を上司に伝える際には、その理由を明確に・わかりやすく伝わるようにまとめておくことがポイントです。

退職の理由を曖昧なままに、上司に退職の意向を伝えてしまっても、上司は理由に納得ができず、

・引き止められたり詮索されやすくなる

・退職を認めてもらえなくなる

などのリスクも心配になってしまいます。

新入社員が退職を決めた際に、理由を明確にしておくと、上司にも伝わりやすく、スムーズに話がまとまり、円満退職にもつながるメリットがありますよ。

浜見
浜見

円満が一番。そのためにも自分で退職を理解してもらうための理由を整理しておくのか…

上司のスケジュールを把握しておく

新入社員が退職したい旨を上司や先輩に伝える時は、その理由や仕事内容、人間関係などの相談をしたり、今後についてのシフト調整・引き継ぎなどの細かな打ち合わせが必要になるため、それなりに長い時間がかかることもあります。

そのため、大まかな上司のスケジュールを把握しておくようにしましょう。

すると、上司が比較的手の空いている時間がわかるようになり、負担をかけずに退職の旨を伝えるタイミングが掴みやすくなります。

浜見
浜見

課長の手すきの時間はいつなんだろう?こっちも落ち着いて話したいし確認はけっこう重要だな…

新入社員の退職の切り出し方!タイミングとはじめの言葉は?

退職を上司に切り出そうとしている新入社員

新入社員が退職を切り出すシチュエーションは、不安と緊張の連続ですので、いざ退職の意向を伝えようと思っても、頭の中が真っ白になってしまうケースも少なくありません。

浜見
浜見

真っ白…絶対なりそう…

上司にわかりやすく、なおかつ誠実さを印象付けることができるよう、次にお伝えするポイントをメモにも残しておいてくださいね。

退職は就業時間外に切り出す

休憩時間や仕事の合間であっても、上司にとっては慌ただしい時間帯。

そのため、新入社員が退社の旨を伝える場合は、上司が仕事をしていない状態、つまりは就業時間外のタイミングで切り出すことがベストなタイミングになります。

浜見
浜見

なるほど、就業時間外か…

はじめに伝えておくべきこと

上司に退職の旨を伝える際には、いきなり退職の話しをせず、まずは、上司に時間を取ってもらうお願いから切り出してみましょう。

たとえば、

・「お忙しいところおそれいります。ご相談させていただきたいことがあるため、お時間をいただけますでしょうか?」

・「お疲れさまです。お忙しいところ申し訳ございません。ご相談があるのですが、ご都合はいかがでしょうか?

という、忙しい上司を気遣うニュアンスで切り出すようにすると、その場で退職の相談ができたり、上司からあらためて都合の良い日時を提示してもらうことができます。

浜見
浜見

就業時間外だから「おっ?何だいあらたまって、今いいぞ!どうした言ってみろ…」なんてシチュエーションもありえるな…

新入社員の退職の切り出し方!相談をスムーズに進めるコツは?

就業時間外のオフィス

上司とのスケジュールが調整できたら、いよいよ退職に向けての相談へ。その際には、次のような挨拶・言葉があると上司への印象が良くなり、退職手続きがスムーズになりますよ。

まず感謝と謝罪の挨拶をしよう

退職について上司に相談する前には、

・「お忙しいところ時間を作っていただき、ありがとうございます。」

・「急な相談となり、大変申し訳ございませんでした」

という感謝と謝罪の挨拶を忘れずに伝えるようにしましょう。

忙しい中でも、上司が退職についての相談を受けてくれたことの感謝・謝罪は、一社会人としての最低限のマナーになります。

浜見
浜見

自分が課長に声をかけること自体めずらしいもんな。課長にとっては突然のこと、時間をとってもらった感謝と急なことの謝罪は当然だな…

退職相談の際に理解してもらうスムーズな話し方

新入社員が退職を決めるのは、人間関係や仕事内容の不満など、どちらかというとマイナスな理由が多いものです。

ですが、会社の不満や悩みをグチグチと相談してしまうよりも、最初に退職すること・それに対しての謝罪・今までのお礼をストレートに伝えた方が、上司も納得・理解しやすく、退職当日までもトラブルが起こる心配がなくなるはずです。

浜見
浜見

直球勝負だ…

退職までの心がけを伝えておく

新入社員が退職を切り出し、その理由や謝罪、感謝の言葉を伝えた後は、退職日までの仕事への姿勢・心がけをアピールしておくことも良いでしょう。

新入社員の退職は、上司はもちろん、先輩や同期にも少なからず負担をかけてしまうもの。

ですが、退職の日まで誠心誠意仕事に取り組む姿勢をアピールし、それを実践しておくと、まわりの印象が良くなったり、応援されるなどして、気持ちよく今の職場を去ることができるでしょう。

浜見
浜見

「その日までは精一杯やらさせていただきます…。」

~おわりに~

退職日まで一生懸命仕事に取り組む決意をした新入社員

新入社員が退職を決め、その意向を上司に伝えた後は、退職日まで一生懸命仕事に取り組むことが重要!

ここまでを乗り越えると、新入社員の内に退職してしまった自己嫌悪・反省する気持ちが軽くなり、失ってしまった自信を取り戻しながら次にステップアップできるはずですよ。

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