優しい人柄は、誰からも愛されてまわりに人が集まってくるイメージがありますが、実際にはその優しさがネガティブに受け止められて、いじめにつながるケースも少なくはないんです。
まわりを思いやれる優しさを持っているのに、どこに行ってもいじめられやすい人にはどんな特徴や原因があるのでしょうか?
なんて言うか「のんびり屋さん」ってわたしには見えちゃう…
今回は、優しい人がどこに行ってもいじめられ、陥ってしまう原因を考えてみました。
優しさゆえにいじめられることが多い人に向けた、前向きな考え方や行動パターンも合わせて参考にしてくださいね。
優しい人がどこにいってもいじめられやすいのはどうして?
みんなに親切な人がそんな悪循環に陥ってしまうのはどうしてなのでしょうか?
ここではそんなタイプがまわりにいる人のギモン解決や、実際にいじめられている状態の人が知りたい原因を一緒に見ていきましょう。
いじめる側が「言い返さない・やり返さない」と思っているから
気持ちの優しい人って、自分の意見を言うよりもまわりの意見に従う傾向が強くあるものですよね。
優しい人がいじめられやすく、どこに行ってもこのパターンに陥ってしまうのは、いじめる側からすると、「言い返さない・やり返してこない」と見られている可能性があります。
「言い返さないしやり返してもこない」というのは、いじめる側にこのような気持ちの余裕や楽観する意識があると言えます。
すると自分より優しい人を下に見てしまって、嫌がらせや攻撃的な気持ちがエスカレートしてしまうのかもしれません。
ふわふわな雰囲気、ノロノロの行動によるもの
性格が優しい人って、どちらかというと、
・見た目がふんわり、おっとりした雰囲気
・行動がマイペース過ぎてノロノロしている
・しゃべり方がゆっくりのんびり、声が小さめ
という特徴が少なからずあるものではないでしょうか?
そしていじめる側の人は、
・見た目がきつく、シャープな雰囲気
・行動がてきぱきしていて何でもそつなく早くこなせる
・しゃべり方がはきはき、声が大きめでトーンも高め
という、優しい人とはまったく違った特徴があるもの。
そして人は少なからず、正反対の性格の相手には、僻みや羨ましさを感じることがあります。
そのため優しい人の自分とは正反対の印象や話し方、行動力の違いにイライラや不満、ストレスを感じて攻撃やダメージを与えてしまうのかもしれません。
おどおど、ビクビクとしているから
優しい人がどこに行ってもいじめられるトラブルに陥りやすいのは、まわりの顔色を窺ってビクビク・おどおどとしているからかもしれません。
本当はまわりを気遣える優しい人なのに、みんなの顔色を窺ってビクビク・おどおどとしていると、
・「気を遣わせるようなことしてるのかな?」
・「わたしってそんなに怖い?」
・「自信なさげな振る舞いにイライラ、ムカムカ…」
と、本当の美点を活かせないまま優しさがマイナス方向に働いてしまいます。
すると上記のようなまわりを印象に与えて本当の優しさが活かされなくなってしまい、いじめのターゲットになることがあるのです。
いじめられない優しい人を目指すために!考え方と行動のポイント
まわりを気遣える優しい人でも、あまりにも控えめで自分を主張しない慎重さが、いじめられる原因になってしまうんですね。
ここではどこにいってもいじめられるループから抜け出すために、考え方と行動のポイントをまとめてみました。
本当に優しい人の魅力を知ること
自分では優しいと思っていても、どこに行ってもいじめられてしまうのは、いい人過ぎるがゆえにまわりに下に見られている可能性があります。
本当に優しい人とは、
1.まわりの意見と同じように自分の考えも大事にできる
2.まわりに合わせすぎず、間違ったことや苦手なことは「NO」と言える
3.誰に対しても平等で、自然体に接することができる
という3つのポイントがあります。
みんなに合わせてばかりで言いたいことを我慢するのは、単純に利用されやすかったりからかいのターゲットになりやすいタイプと言えるので、本当に優しい人を目指すようにしましょう。
今の環境を変えてみること
どこに行ってもいじめに陥ってしまう場合は、上記でお伝えした本当に優しい人を目指すのと同時に、環境を変えてみることもおすすめの方法です
それが難しい場合は自分の時間、友達や家族、好きな彼氏と過ごす時間をもっと充実させていきましょう。
いじめられていることを忘れさせてくれるような楽しみをいくつも持っておくと、気持ちが明るくなる分、いじめを跳ね返すチカラが育つようになりますよ。
~おわりに~
どこに行ってもいじめられると悩む人には、優しい性格ゆえの欠点が原因になっているのかもしれません。
まわりを思いやりながらも自分を少しずつ出していく気持ちを育てて、どこに行ってもいじめに陥るループから早めに抜け出してくださいね♪