子どものことやプライベートの事情で休んでばかりいるパートの存在に、
「みんな同じ条件で働いているのに不公平じゃない?」
と不満に思い、あなたの仕事量が増えて余計に理不尽だと感じてしまうものですよね。
そんな不満を上司にぶつけたいと思っていても、角が立ってやりにくくなるのではないかとモヤモヤ、好転しない状況に悩んでいませんか?
滑ったの、転んだのとよく次から次へと…
ここではパートが自己都合ばかりで休み、負担が増えていると不満を持つあなたに向けて、上に不満をぶつけてもよいのか、今後の対応策をまとめてご紹介します。
自分都合で休んでばかりのパート…会社にとってどんな存在?
自分の勝手な都合で休んでばかりのパートは、会社にとってどんな存在なのかを理解しておくと、上に不満をぶつけるべきかどうかの判断もしやすくなるはず。
ここではパートが会社にとってどんな位置になるのか、考えられる存在事情を一緒に見ていきましょう。
パートは会社にとって良い意味で便利な存在?
パートは正社員のように高賃金を支給する必要もなく、さまざまな補償もないため、良い意味で便利な存在といえます。
そのため自分都合で休むことも、会社は「パートだから仕方がないところがある」と考えているケースも少なくはないと言えます。
会社は職場環境を常に把握して見直し改善していく役目があるものの、忙しさに追われていると、自己都合で休むパートに対してのまわりの不満を認識できていないこともあるのかもしれません…。
パートは会社にとって強く注意できない存在?
会社側がパートが自己都合で頻繁に休むことを把握していたとしても、強く注意できない存在だと考えているケースがあります。
それには、
・パートといえども注意してすぐに辞められては困るから
・新しいパートを確保する手間や負担を感じているから
・パートに注意して出勤してもらってもトラブルがあった際に責任転嫁されてしまうから
などの理由が。
会社がパートに自己都合で休んでいる状態を注意するのは、ためらってしまう部分も少なからずあると言えるのです。
自分都合で頻繁に休むパート…上に相談するのはアリかナシか?
会社にとってのパートの存在意義に理解できるところがあっても、現場で忙しく働くあなたにばかり負担が増えると、仕事のやる気もそがれてしまうものですよね。
おのれ~、こうなったらこの際…
では、自分都合ですぐに休むパートに対しての不満を、上にぶつけるのはアリなのかナシなのか、その判断をスムーズに行うための考え方・行動をお伝えしてみたいと思います。
上に不満を伝えるのはアリ!
会社の上司は従業員が働きやすいように環境を見直し改善していくことが重要な業務のひとつでもあり、部下の相談やグチを受け止めることも当たり前の仕事だと言えるのではないでしょうか?
自分都合で休んでばかりのパートに不満を持っていても、人間関係を崩したくない、これ以上業務に支障をきたしたくないと、あなたはガマンしている部分もあるはずです。
ですが上司には、仕事に関する悩みは業務でわからないことを聞いてアドバイスをもらうだけではなく、人間関係についての状況を相談することも自然といえるので、自分都合で休むパートについて不満をぶつけるのはアリだと言えるでしょう。
自分都合で休むパートに関して上に不満をぶつける際は、休まれると自分と会社にどんな影響があるのか、具体的なエピソードを添えて伝えることも良いでしょう。
同僚や後輩の様子を見たり、相談して決めてみる
自分都合で休んでばかりのパートがいると、それだけで業務に滞りが生じ、結果的に会社の損失につながってしまう可能性も少なくはありません。
もし、同僚や後輩の様子を見て、あなたと同じように自分都合のパートの影響で仕事量が増えていると感じた場合は、上に不満をぶつけるかどうかの提案・相談の話し合いをしてみましょう。
同僚や後輩も、あなたと同じように自分都合で休むパートに不満を感じているのなら、それは多数の意見・要望として上に報告でき、不満を感じる人数が多い分、上司も今の状況を深刻に受け止め、すぐに改善すべきだと判断してくれるはずですよ。
自分都合で休んでばかりのパート…今後の接し方は?
自分都合で休んでばかりのパートに関する不満を上司にぶつけたら、今度はあなたなりにスムーズに働くための工夫やアイディアを増やしていくようにしましょう。
例えば、
・役割分担を決めて自分にばかり負担がかからないように調整する
・急ぎの仕事でない場合は、休み明けのパートにお任せしてみる
・なんでもひとりでこなそうとせず、事情を話して同僚や後輩のチカラを借りる
という考え方、行動を取っていくことが負担を回避するコツになりますよ。
~おわりに~
自分都合で休むパートに不満を抱くのは、あなたがそれだけ仕事に一生懸命で責任感があるからこその気持ちなのかもしれません。
パートに休まれてしまっても自分だけで業務をこなそうと頑張りすぎず、周りに協力を頼むところから始めて不満や負担を減らしていってくださいね。