仕事をしていると、ついうっかりミスをしてしまって叱られたり注意されることはありますが、職場で「馬鹿」と言われると、「そこまで言うことないのに…」とショックを受け、深く傷ついてしまいますよね。
ば、馬鹿はないでしょ馬鹿は?!
職場で馬鹿と言われたことに傷つき引きずりそうになると、余計にミスが増えたり、自信をなくしてしまうのではないかと不安になるでしょう…。
今回は職場で馬鹿と言われた際の気持ちの立て直し方、馬鹿とは言わせない未然予防の対策を合わせてお伝えしてみたいと思います。
職場で馬鹿と言われてショック…気持ちを立て直すための考え方
仕事上での叱責や注意なら、自分のミスを認めてあらためて頑張ろうという気持ちになれるものの、馬鹿と言われてしまうと人間性までに問題があると言われたように感じてしまいますよね。
ミスしたこちらが悪いけど、コトバが刺さるコトバが…
職場で馬鹿と言われてショックを受け傷つき、それを引きずりそうなあなたに向けて、ここでは気持ちを立て直すための考え方をまとめてみました。
冗談や口グセの「馬鹿」なのかもしれない
職場で馬鹿とあなたが言われたのは、それを言った相手が、
・馬鹿と言う言葉が口癖になっている
・単純な冗談
・ついうっかり口が滑ってしまった
などの可能性もあるので、そこまで深く思い詰めずに、軽く受け流してしまっても良いのではないでしょうか?
たとえば友達同士の会話でも、冗談ぽく「馬鹿だよねぇ…!?」なんて言葉が展開されることもめずらしくはないですよね。
あなたのことを馬鹿といった職場の人も、そんな気軽な感覚を持っての言葉の可能性もあるため、大きなココロで受け止めつつもさらりと流す意識を持ってみましょう。
「馬鹿」は職場ではよくある叱責のひとつ
馬鹿と言う言葉を言われるととてもショックに感じますが、業界・職種・職場の環境にかかわらず、この言葉を言われてしまう人はめずらしくはないんです。
仕事をするということは、
・それなりの責任があるため
・働く人にとって仕事は義務のため
でもあります。
時間厳守でミスのないように仕事をこなすことは、
・職場の人に迷惑をかけない
・会社の実績を高める
・取引先との信頼関係を深める
・職場の雰囲気を良いままの状態にキープする
という目的と必要性があるからこそ、殺気立った「馬鹿」という叱責の言葉が繰り返しある職場も少なからず存在していると言えるのです。
「馬鹿」と言われたことを糧にしてみる
職場で馬鹿と言われて、立ち直れないほどのショックを受けたり、これから先長い間引きずってしまうそうだと感じても、その経験は、負けん気を強めたり、人の痛みがわかる思いやりに変化していくはずです。
どんなに優秀な人でも、最初は仕事ができないのが自然。
馬鹿と言われてしまってショックを受けても、まずは自分が教える立場になったらそんな叱責はしないように気を付けようと意識してみましょう。
仕事をしていく上でさまざまな経験や知識を身に付けていくと、馬鹿と言われたこともいつの間にか忘れ、たとえ思い出したとしても成長している分イヤな気持ちを引きずることが少なくなるはずです。
職場で馬鹿と言われて傷ついたら…二度と言われないための未然予防策
職場で馬鹿と言われて傷つき、引きずりそうになったら、もう二度と言わせないための未然予防策をいくつも持っておくことが肝心!
また言われたら本当の馬鹿。言われないようにしなきゃ…
ここでは馬鹿と言われてショックな気持ちを跳ね返しつつ、そうは言われないための予防索について見ていきましょう。
苦手分野の克服にチカラを入れよう
職場で馬鹿と言われてしまったのはもしかすると、
・以前に教えられていたのにミスをしてしまった
・誰でもカンタンにこなせて覚えられる業務なのにミスった
などの原因があるのかもしれません。
仕事の苦手分野をもう一度見直しながら、指示されたことの理解力を深めるために、その克服にチカラを入れて仕事をしてみるようにしましょう。
謝罪と反駁でショックが伝わるかもしれない
仕事上のミスではなく、何となく見下されたような感じで「馬鹿」と言われてしまった場合は、
「申し訳ございません。わたし本当に馬鹿で…馬鹿ですみません」
という感じのニュアンスで、馬鹿の言葉を反駁しながら謝罪するようにしましょう。
馬鹿と言われた相手に、自分は本当に馬鹿だと繰り返し伝え謝ると、相手にその言葉をマイナスイメージで印象付けることができます。
そのため馬鹿といった職場の人は、あなたのショックや理不尽な思いに気付いてくれる可能性がありますよ。
~おわりに~
職場で馬鹿と言われて大きなショックを受け、引きずりそうだと不安を感じているあなたは、ひとつひとつの言葉をダイレクトに受けやすい繊細なココロの持ち主なのかもしれません。
仕事をしていると理不尽な叱責や嫌味を言われることも少なくはないですが、それに過剰に反応して受け止めすぎず、ココロを強くして流せる器を育てていってくださいね。