職場の雑音が気になり、集中できずに業務に支障をきたしてしまう…。
そんな場合は、「耳栓をしての仕事はどうなんだろう?」と考えることもありますよね。
ただ耳栓をして仕事をするのは、何となくマナーに欠けた行動だと悩みつつも、仕事専用の耳栓商品も数多く販売されているので、もしかしたら使用しても良いのかもしれないと、迷うこともあるはず。
結構いろいろ売ってるんだ…同じ悩みの人多いのかな…
そこで今回は、職場で耳栓をするのが失礼に当たるのか、気になる影響と耳栓を使いたい際の対応策について考えてみました。
職場で耳栓を使うのは失礼?マイナスなイメージにつながる?
職場で耳栓を使うとまわりの雑音を気にせず、集中力を維持して効率が高まりそうなイメージがあったり、実際に耳栓を使うビジネスパーソンも少なからずいるので、マイナスなのかプラスなのかの判断が難しいですよね。
さて、うちの職場ではいかがなものか…
ここでは、職場で耳栓を使うことの一般的な考え方・まわりから見たイメージについてお伝えしてみたいと思います。
耳栓を使うのは「聞く耳を持たない」とイメージされることも
職場で耳栓を使っている人がいなかったり、職場の雰囲気を大事にしている、ちょっぴり硬いタイプの人ばかりが集まっている場合は、耳栓を使うあなたに対して、聞く耳を持たないと良くないイメージを持ってしまう可能性もあります。
また耳栓を使うことは、
・コミュニケーションを拒否されている
・まわりの雑音がうるさいと遠回しに伝えている
・自分のことでいっぱいっぱいでまわりの状況が見えていない
などの印象を持たれることもあり、どちらかというと「耳栓否定派」の人は多いと言えるかもしれません。
耳栓を使っても余計なトラブルが生じる?
職場で耳栓を使い、集中して仕事に取り組めたとしても、
・電話に気付けず、対応が遅れてしまう
・まわりからの声がけに気付けない
・つけたり外したりの行動が逆に負担に感じる
などのデメリットもあるんです。
また耳栓をしながらの仕事は、まわりの音が聞こえにくくなる分、いっそうに職場のその時々の状態に気を配る必要があるので、余計に神経がピリピリして業務の支障になるリスクもあると言えるかもしれません。
職場で耳栓をしても良いケースとは?
職場での耳栓は、どちらかというと失礼・マナーに欠けると考える人が多いと言えるのですが、耳栓をしても問題がないケースもあります。
お、教えて!
職場での耳栓使用が良い場合について一緒にチェックしてみましょう。
アットホームな職場である
細かいことを気にせず、おおらかに物事を考えられる人が集まっている、アットホームな職場の場合は、あなたが耳栓をしていたとしても、「あ、耳栓してるんだ?雑音が気になるからね」というように気楽に対応してくれる可能性がありますよ。
耳栓を使っている人が何人かいる
雑音が多い職場で、実際に耳栓を使っている上司や先輩、同僚がいる場合は、あなたが耳栓をしても、何か言われたりなどのトラブルは起こりにくいと考えて良いでしょう。
上司から許可を取れた場合
職場で耳栓を使っても良いケースには、あなたが上司に耳栓の使用を相談し、受け入れてもらった場合。
上司からの承諾は、マナーやルールとは別に、耳栓が必要な仕事上のアイテムだと認めてもらったと判断できるのではないでしょうか。
職場で耳栓を使いたい…!受け入れてもらうためには?
職場のざわざわとした雑音が気になり、業務の支障になって些細なミスを繰り返してしまう…。
イライラ状態で打つキーボード…
そんな状況の場合は、耳栓を使うためにどうしたらまわりに受け入れてもらえるのかと余計に悩んでしまいますよね。
ここでは、職場で耳栓を使いたいと思った時の相談の仕方についてまとめてみました。
上司に現状を相談する
職場の雑音が気になり、耳栓を使いたいと思っている際には、まずは上司に相談をしてみることが初めのステップになります。
この時、雑音が気になってミスを繰り返してしまう自分の非を上司に謝りながら相談・伝えるようにすると、上司も職場の現状を考慮して耳栓の使用を認めてくれるかもしれません。
ただ、上司にもいろいろなタイプがいるため、耳栓の使用を認めてもらえないケースがあります。
その場合は、
・働く場所の環境を整える
・集中力を維持する努力を怠らない
など、自分なりの対応策をいくつも見つけておくようにしましょう。
職場のみんなにも理解してもらう必要がある
耳栓の使用が上司に受け入れてもらえたとしても、職場の人の中には耳栓否定派の人も存在している可能性があります。
そのため耳栓の使用は、上司に伝えた時と同じように、
・雑音が気になる
・集中力を維持したいため
・業務の支障を減らすため
などの理由を同僚や後輩、先輩にも伝えておくことがベストでしょう。
~おわりに~
職場の雑音が気になって集中できずに耳栓の使用を考えた時でも、会社やまわりの意見に合わせた行動を取ることがルール・マナーになるはず。
耳栓を使う・使わないにかかわらず、今まで以上に集中力を高める努力や会社の雰囲気に合わせた対応を取るよう、心がけていきましょうね。