スマホのインカメラや鏡を映す自撮りは、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか？
スマホで鏡を映した自撮りをするとそこそこイケてる見た目に撮れるのに、インカメラを使うと顔立ちがまったく違って見えることに、「ナゼ？どうしてブサイクに見えるの！？」とショックと驚きを感じていませんか？
ん～～～～？なんか平べったい顔…
今回はスマホでのインカメラを使った自撮りがブサイクになる理由、鏡を使った自撮りがイケてる写りになる理由をわかりやすく解説！
SNSやブログなどで自分の顔をUPしておきたいと思う人も、自撮りで写した見た目を魅力的に魅せるコツを合わせて参考にしてくださいね。
スマホのインカメラはブサイクに、鏡越しならイケてる…この差は何！？
インカメラ、鏡越しでのスマホの自撮りは、写る自分が同じなのに実際に撮ってみると顔立ちや印象、雰囲気までもがガラリと違って見えるものですよね。
ではなぜ、スマホの自撮りの鏡越しはそれなりによく撮れているのに、自分に向けたインカメラの自撮りはまったく違った印象、ブサイクに写ってしまうのでしょうか？
ここではインカメラと鏡越しのスマホ自撮りの違い、ブサイクに見えてしまうからくりを解説してみたいと思います。
スマホのインカメラと鏡越しは「写る範囲」に差があるため
スマホの鏡越しでの自撮りはそこそこな見た目に写るのに、自分にスマホカメラを向けた撮影ではブサイクに見え、「わたしってこんな顔立ちだったの…！？」とショックを受けることがあるでしょう。
この理由は、スマホのインカメラと鏡越しの自撮りは、「写る範囲」に差があるからなんです。
まず鏡越しでの自撮りは、顔全体が平坦にバランスよく写る特徴があることでいつも見ている自分の顔が写って違和感を感じなくなります。
逆に、スマホのインカメラを使った自撮りは、顔の上の部分を強調して輪郭が長く見えるように写ってしまうもの。
スマホのインカメラは、顔の上部をピンポイントで広く長く、大きく見せてしまう特徴があることで、鏡越しよりも違和感やブサイクだと感じる写りになってしまうのです。
スマホのインカメラと鏡越しの自撮りは光の当たり方に違いがあるから
スマホのインカメラで自撮りをすると、肌色がくすんで見えたり、顔立ちのゆがみが目立つと感じた経験はありませんか？
逆に、鏡越しでのスマホの自撮りは、顔全体に光がキレイに当たって写りが良く見えると感じたことがあるでしょう。
スマホのインカメラによる自撮りは、肌色や顔立ちをキレイに見せるための光の当て方にムラが出やすいことでブサイクに見えてしまうことがあります。
また、室内灯の光とスマホから発せられる光が混ざり合って、顔に不自然な影を与えてしまい、表情や顔立ちが暗く写ってしまいます。
鏡越しにスマホを当てた自撮りがイケてる写りになるのは、鏡の中で光の分散・反射するバランスが整うことで肌色全体が明るくキレイに見えるため。
このような仕組みからスマホの自撮りは、光を発する鏡を映すのと、光と影がムラになった顔を写すことに大きな差や違いが出てしまうのです。
自撮り中の自分の意識によるもの
スマホの自撮りで、インカメラはブサイクなのに鏡越しだとキレイに写るのは、自撮り中の自分の意識にもこの原因が隠されているんです。
スマホの自撮りでインカメラを使った時は、光と影のバランスを調整しようとしたり、よい写りに整えるために決め顔をすることがありますよね。
「スマホのインカメラでの自撮りの写りを良くしたい」
「どうしてこんなにブサイクに写ってしまうの…？」
という願いや焦りがあると、顔を良く見せようと無理に顔を作る意識が強くなって余計に顔立ちの違和感が出やすくなるのです。
逆に、鏡を使ったスマホの自撮りは、普段から鏡で自分の顔を見慣れていることで焦りを感じることがなく、フラットな精神状態で撮影ができる分、顔立ちの魅力が反映されやすくなるのです。
左右反転の影響によるもの
スマホのインカメラで自撮りをすると、見慣れたはずの自分の顔がブサイクに見えて大ショック…！
その原因はもしかすると、左右反転に写る影響が関係しているのかもしれません。
自分がいつも見ている見慣れた顔は、鏡に映った状態。
ですがスマホのインカメラを使うと、本来の顔ではあるもののいつも鏡越しに見ている自分の顔とは、左右反転に変わってしまいます。
鏡に映る自分の見慣れた顔と、スマホのインカメラで写す左右反転の顔は、微妙ではあるものの違和感が出るため、ブサイクに見えてしまうことがあるのです。
服装の色味によるもの
スマホのインカメラで自撮りを撮ると、決まって顔色がどんよりくすんでブサイクに見える…。
そんなトラブルはもしかすると、撮影時に身に着けていた「服装の色味」が影響しているのかもしれません。
上半身に身につける服の色味は、ダイレクトに肌色に影響し、
・明るい色：肌をキレイに、明るい雰囲気に見える
・暗い色：肌色をくすませ、どんよりとした雰囲気に見せる
という性質が。
スマホで自撮りをする際に暗めの色を身に着けていた場合は、肌色にも影響し、どんよりとくすんで実年齢よりも上に見えることで違和感を感じてしまうのです。
光と影のバランスが影響しているから
スマホのインカメラで表情を整えたり笑顔を心がけているつもりなのに、なぜか毎回ブサイクに写ってしまう…。
その原因はもしかすると、光と影のバランスが影響しているのかもしれません。
・スマホ光による光：光が顔に当たり過ぎると白っぽく、のっぺりとした印象に写る
・光が当たっていない部分の影：光が少なく、影が多いと暗くくすみの目立つ写りになる
といった影響が出やすくなります。
スマホの明るさの調整、自撮りをしている場所によっては暗かったり明る過ぎたりすることがあるでしょう。
このように、撮影時に光と影のバランスが取れていないことも、いつもとは違った違和感、ブサイクに見えるショックにつながってしまうのです。
「魅力的な写り」にこだわって不自然な表情に！？
スマホの自撮りでブサイクに見えるとショックを受けてしまうのは、メンタル的な部分が「魅力的な写り」を求め過ぎてしまっていることも大きな原因。
自撮りをキレイに、良く見せようと焦りやこだわり、緊張があるといつもの自然な表情がこわばり、緊張した状態になります。
メンタルの状態は表情にダイレクトに反映されてしまうため、写りの良さにこだわる焦りや不安が、こわばった表情に変わって結果的にブサイクに見えることがあるのです。
スマホのインカメラの自撮りをキレイに！カンタンにできる撮影のコツ【基本編】
スマホのインカメラで安心、納得、満足できる自撮りを撮影するために、すぐにできる基本のポイントをまとめてみました。
難しいノウハウやアイテムが一切必要ない、自撮り初心者の方にもすぐにできる撮影方法をまとめてみましたので、お見逃しのないよう参考にしてくださいね。
スマホと顔の距離を取って撮影してみよう
スマホのインカメラを使った自撮りを、ブサイクだと感じずにキレイな見た目に写すために、スマホと顔の距離を取って自撮りをしてみましょう。
座って撮影する
立って撮影するよりも座った方が、スマホと顔の距離が取りやすくなり、スマホの固定がしやすくなってインカメラの自撮り写りがキレイになりますよ。
AEロック機能の調整
スマホカメラのAEロックという機能で光の当たり具合を調整することも、肌に当たる光の色ムラを抑えながら均等な明るさで写りの良い自撮りに仕上がるでしょう。
スマホインカメラの自撮りを魅力的に撮影する方法【応用編】
前項までにお伝えしたスマホ自撮りの、基本的な撮影テクニックと合わせて、応用的な撮影のコツを一緒にマスターしておきましょう。
すぐに自撮りをする必要があり、「どうしてもキレイに撮りたい」と焦っている際にも役立つテクニックをまとめてみました。
自撮り棒を活用してみよう！
自撮り棒を使うと、スマホのインカメラを使わずともアウトカメラで、左右反転の影響を受けずに撮影できます。
また、インカメラの広角撮影による、顔の長さや頭が大きく見える影響もなくなり、スマホとの距離も取りやすいため、より自然な表情でキレイに撮影できるでしょう。
スマホをやや上に、横からも撮影してみる
スマホを目線よりもやや上に掲げ、視線を気持ち上目遣いで撮影すると、
・目がぱっちり大きく見える
・アゴ、フェイスラインがシュッと細く見える
・小顔に見える
などの効果が活きて、満足のいく自撮りに仕上がります。
正面にスマホを向けると顔や頭の大きさがダイレクトに反映されて、ブサイクに見えることがあるため、気持ち横向きに撮ってみることもおすすめですよ。
服装、撮影場所に気を配ってみる
スマホ自撮りを魅力的に撮影するためには、肌色や顔立ちを左右する服装、撮影場所にも気を配ってみることがポイント。
ホワイトやピンク、水色、オレンジなどキレイな色味の服を着ると、肌色や表情にも反映されて明るい印象に撮影できます。
またスマホの光や明るさを調整しながら撮影すると、機械的な機能でもあるため光と影のバランスが取れなくなってしまうことが。
お日さまの光が当たる明るい場所は、肌色を自然に見せて影とのバランスも取りやすいため、晴れた日の明るい室内で撮影するよう、気を配ってみましょう。
～おわりに～
スマホの自撮りは仕事などで撮影が必要になるケースが少なからずあります。
いつもベストな見た目をスマホのデータに収めておくために、今回お伝えしたポイントで上手に自撮りをこなしてみてくださいね。
