退職を決めて上司に伝えると、いったんは気持ちがホッとするものですが、退職を伝えた後はさらに気まずい・やりにくいと感じ、今の状態がずっとづくのではないかと憂鬱な毎日を過ごしてはいませんか?
ですが、あなたが退職を決めたのは、それなりに大きな理由があったはずですので、まわりの対応・いつもとは違った職場の雰囲気に、ビクビク・おどおどとしてしまう必要はないんです。
もう知れているんだ…みんなの態度がよそよそしい…
今回は、退職を伝えた後の気まずい状態が気にならなくなり、気持ちよく会社を去れる方法を一挙にまとめてお伝えしましょう!
退職を伝えた後が気まずいのはこんな原因が考えられるかも…!?
退職を伝えた後に気まずいと思うのは、もしかすると退職を決めたあなた自身にも、気まずい気持ちを増幅させてしまう原因があるのかもしれません。
退職はどんな会社にとってもめずらしくはないことですが、気まずいと感じてしまう理由にはいったいどんな原因があるのでしょうか…。
退職を伝えた後、過度にビクビク・おどおどしている
退職を伝えた後に、気まずいと感じてしまうのは、あなたが過度にまわりに気を遣い、ビクビク・おどおどとしてしまっていることも大きな原因かもしれません。
人間は、卑屈になっている相手に対して、からかってやろう・笑いのネタにしやすい、などというやっかいな気持ちを少なからず持っているもの。
そのため、退職を伝えた後にあなたが必要以上にビクビク・おどおどとまわりに接すると、相手を余計に刺激して、からかいや良くないウワサのターゲットにされやすくなってしまうのです。
やだ、「今月末までだよね?いいよな~。」だって…
退職を伝えた後に仕事に手を抜くことが増えたから
退職を上司・まわりの同期や先輩に伝えた後は、会社に居づらい・気まずいな、という気持ちを抱きつつも、
「どうせ退職するのだから…」
と、投げやり・気持ちがゆるむこともあるのではないでしょうか?
この投げやり・気持ちのゆるみは、仕事のやる気をなくし、手を抜くことが自然に増えてしまうもの。
すると、職場のみんなはあなたのその状態を敏感に察知し、良くないウワサを立てることつながって、ますます気まずい・居づらい状況に変わってしまうのです。
投げやり感が顔にでてるのかな?
退職を伝えた後の気まずい状態…今日からできる意識の持ち方とは?
退職を伝えた後は、気持ちの入れ替えと行動の在り方・見直しで、気まずいと思う気持ちの負担を緩和していくことができます。
今日からでもすぐに実践できる、気まずい状態から抜け出して気持ちよく会社を去れるコツを参考にしてみましょう!
退職するのは悪いことではないと気持ちを切り替えよう
退職を伝えた後に気まずいと感じてしまうのは、退職によって会社に迷惑がかかると、退職を悪いことだと意識しすぎていることも大きな原因。
やっぱり大なり小なり迷惑をかけてしまうよな…
あなたが退職を上司に伝えた時は、その理由を明確にして、長い時間をかけて相談をしたため、その時点で上司も退職に納得してくれたはず。
そのため上司・まわりが納得した退職理由はそこまで自分を責める・気まずいと思う必要はないのです。
繰り返しになりますが企業にとっての退職は良くあることなので、退職が悪いこと・迷惑をかけてしまうことなのだと、過剰に自分を責めすぎないように意識してみましょう。
企業にとっては「織り込み済み」・「想定内」ってとこか…
退職日までのカウントをいったん止めてみよう
退職を伝えた後は、仕事中の合間に時計やスケジュール表を見て、「退職まで〇時間、○日」とカウントする人も少なくないはず。
退職日までのカウントは、一見気持ちが上向くメリットがあるように思えるのですが、「退職まであと何時間・あと何日」と考えるたびに、「まだまだだな、あぁ気まずい」とマイナスな気持ちに変わってしまうリスクがあります。
そのため、まずはいったん退職日までのカウントをするのを止めて、積極的に仕事を探して忙しく過ごすよう、気持ちと行動を切り替えてみましょう。
「それ手伝わせてください!」「今週の当番わたしやります!」
退職までのカウントを忘れ、毎日を忙しく過ごしていると、「気付いたら今日が退職日当日だった!」と、一気に気分がラクになれるはずですよ。
仕事に手を抜かず、まわりにも丁寧に接する
退職を伝えた後は、気まずさを感じつつも、退職するからと仕事に手を抜いてしまうこともめずらしくはありません。
退職するまでは、
・この会社の一員なのだという責任感
・退職を受け入れてくれたことの感謝・申し訳ない気持ちを忘れない
・与えられた仕事を一生懸命こなす
ことに集中して、まわりにも丁寧に接するように心がけてみましょう。そうすれば、会社の人にくだらないウワサをされる心配が少なくなるはずです。
引き継ぎ資料をもう一度見直して、よりわかりやすくしておこうっと!
~おわりに~
退職を伝えた後に、気まずい・やりにくいと思っていても、この気持ちがすっと続くわけではなくあくまで一時的なものなんです。
晴れ晴れと退職することができるよう、やるべきことはきちんとこなし、今まで頑張ってきた自分へのご褒美をいくつも用意するなど、退職日当日の楽しみを準備しておいても良いかもしれませんよ。