転職や子どもとの時間を増やすため、夫の転勤などの理由でパート先を退職するときは、いつ・どんなタイミングで同僚に伝えるべきなのか、その判断が難しいと悩んではいませんか?
すごくというか超仲良くなってしまったからなんて言ったらいいか…
退職するあなたにとって、人間関係が良くて仕事内容も充実していたパート先であれば、今後も良いお付き合いを維持していくことができるよう、ココロからの感謝の気持ちを伝えたいですよね。
辞めた後も付き合いたいひともいるんだよね…
ここでは、パート先を退職するとき、同僚みんなに感謝の気持ちを伝え、さらにあなたの印象が良くなる挨拶の仕方・タイミングをわかりやすくご紹介していきます。
パートの退職を同僚に伝える時。ベストなタイミングと挨拶のポイント
誰かがパートを退職すると、同僚・上司には、引継ぎやシフト変更、新しいパートの人を探す必要があるので、退職理由が何であっても、少なからず負担をかけ、申し訳ないという気持ちになるものですよね。
ものすごいひけ目感じちゃう…
では、パートの退職を伝えるとき、同僚にできるだけ負担をかけないベストなタイミングはいつが良いのでしょうか?
退職の報告をするタイミングと、挨拶の際のポイントをまとめてみました。
退職の報告は早めがベスト
はじめにもお伝えしたように、パートの退職は同僚や上司にとって、今後しなければならない業務が増えるもの。
そのため、退職の報告は、余裕を持って1ヶ月前に伝えると、同僚や上司に負担をかけず、今後の準備を進めてもらうことができます。
また、1ヶ月以上前に退職の報告をしておいても、新しい人を探す・シフト変更・引継ぎなどの準備に余裕を持たせることができるので、パート先の仕事内容やシステムに合わせて、報告するタイミングを調整しても良いでしょう。
そりゃそうよね、ただでさえシフトのやり繰りで大騒ぎしてるんだもの…
時間があるかどうかの確認
パートの退職で同僚にその旨を伝えるときは、同僚が勤務中・休憩中にかかわらず、今、話ができるかどうかを確かめてから報告するのがおすすめ◎
お疲れ様です…ちょ、ちょっと時間あるかな…?
パート先の同僚に、話せる時間があるかどうかの確認をしながら、退職の報告をすることは、相手の忙しさに気を配る、あなたの思いやりややさしさなど誠実・真摯な印象につながりやすくなります。
退職の理由をわかりやすく伝える
パート先を退職するときは、どんなに人間関係に恵まれ、やりがいのある仕事をし続けてきたとしても、悪いな・申し訳ないな、と相手への負担が心配になることもありますよね。
ですが、同僚に退職の旨を伝えるときは、
・夫の転勤があるため
・子ども過ごす時間を増やしたいため
・正社員として働くことにしたため
・親の介護が必要になったため
などの理由を明確にしておくと、自分自身のけじめになり、必要以上に同僚に気を遣う必要がなくなります。
…というわけなんで…
また、明確な退職理由は、辞めるまでに同僚にあれこれ詮索されたり、しつこく退職理由を聞かれてしまう心配がなくなりますよ。
謝罪と繰り返しの感謝の言葉を伝える
パート先を退職することは、早い段階で伝えていても、同僚・先輩に少なからず負担がかかるものです。
そのため、退職の報告では、その理由を伝えつつ、
・急な報告になって申し訳ないこと
・今まで良くしてくれたことへの感謝
の言葉をプラスして伝えるようにしましょう。
特にパート先の同僚への感謝の気持ちは、何度繰り返してもOK。
シフトに穴あけてしまうことになって申し訳ないんですけど…
感謝の言葉は、繰り返すほどにお互いに気持ちの良い気分になれるので、退職後も良好な関係を維持できるメリットがあります。
パートの退職を同僚に伝える時。感謝が伝わる言葉・挨拶とは?
パートの同僚に退職を伝えるときのベストなタイミング・挨拶のポイントを押さえた次は、さっそく具体的な言葉・例文を参考にしてみましょう。
退職の挨拶は、感謝しているエピソードや思い出話をプラスしてあげると、同僚からあなたへの印象が一層UPしますよ。
忙しいなかにも笑いがあってリラックスして働けたな…
退職の挨拶・例①
「○○○(同僚の名前)さん、お疲れさまです。お忙しいところごめんなさい。〇月〇日に、○○○の理由で、パートを退職させていただくことになりました。○○○さんにいつも助けてもらって、おかげで楽しく仕事ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。」
退職の挨拶・例②
「お疲れさまです。今、お時間よろしいでしょうか?この度、○○○のためパートを退職させていただくことになりました。急な報告で申し訳ございません。○○○さんとはとても仲良くしていたので、とてもさみしく感じています。退職後もまたお会いできたら嬉しいです。短い間でしたがありがとうございました」
退職の挨拶・例③
「お疲れさまです。お忙しいところおそれいります。この度、〇〇〇でパート先を退職することになりました。短い間でしたが○○○さんのおかげで、とても楽しく働くことができ、感謝しています。退職までまだ時間がありますので、それまでもよろしくお願いしますね!」
仕事ではないけど子育ての先輩の意見で子どもの対応の参考にさせてもらったことがいっぱいあった…
~おわりに~
パート先では、少なからず人間関係・仕事の難しさに、大変な思いを抱くことも少なくはありません。
そんな中でも、とても恵まれた環境で仕事ができたことを誇りに思い、感謝しながら、パート先で出会った人との付き合いを今後も大切にしていってくださいね。
本当によくしてもらったわ、感謝・感謝です。